気がついたら留学していた柏崎 友哉くんから紹介を与りました、菅雄太郎です。
今回のブログの題名は「ほりぐ」です。僕にとってこの言葉は思い出深い魔法の言葉であり、試合前緊張している時に手に書いてそれを飲み込むと自然とリラックスして試合に臨めます。
では、ここからは真面目にサッカーについて書いていきます。具体的にはサッカーの「才能」についてです。文体はお硬めに。
まず大学サッカーとは才能がなく、高校サッカーに対する未練がある者たちの溜まり場であると考える。これまでの部員ブログを読めばよく分かる。例えば、「高校3年間スタメンになれずにこのままでは終わらないから大学でもサッカーを続けている」や、「高校は部員も十分にいないようなチームであり、大学ではもっとレベルの高い集団に所属したい」など。上智だけではない。おそらく、都1部や関東リーグで活躍する者も、所詮プロのレベルではなく、どうしても諦められない未練から続けているのだろう。つまりどのレベルであろうが大学サッカーを突き動かしている原動力は未練と後悔であり、結局は凡人であるというところに帰結する(途中で腐る人も多い)。
だからこそ大学のサッカーは面白いと考える。日本サッカーの注目の的である「高校サッカー」を終えてもなお、サッカーのしがらみから逃れられない者が果てしなくダサく、かっこいい。
多少のレベルの差はあれど、凡人たちが大切な時間を削ってでも週末の試合に向けて自分たちで偵察をして、練習をする。下手だからこそ、人一倍練習をする。これは才能のある者には与えられない絶好のチャンスである。
つまり大学サッカーの最大の武器は、「才能のなさ」である。そして、個人としての勝敗を分けるのはそれを自覚しているかどうかである。
残りの2年ちょいの大学サッカー生活をこの「才能について」と「ほりぐ」を忘れずに努力していきたい。
次のブログは、2年になって急に髪が派手になった井川佳音です!