16年間の学生サッカーが10月16日をもって終了した。
まず初めにたくさんの人に感謝の言葉を伝えさせてください!
先輩
テーピングは遅いし、選手評価に文句は多いし、すぐ不機嫌になってチームの雰囲気を下げるようなことをしたり本当にご迷惑をおかけしました。
学年が上がるにつれて自分のヤバさを自覚しておりました。
そんな自分でも見捨てず、接してくれたこと本当に感謝しております。
ありがとうございました。
後輩
こんなだらしなくて、頼りにならない自分と仲良くしてくれてありがとう。
どの選手にも努力をすれば必ずチャンスは来ると思うし、諦めず最後までやり切ってください。
関東昇格期待してます。
「史上最高の上智」託しました。
家族
毎日、美味しい手料理?ありがとう。
小学、中学、高校とずっと下手くそで下から這い上がるような選手だったから、家では泣いたり、弱音を吐いたりしたけど、優しい言葉だけじゃなく、時には厳しい言葉をかけてくれてありがとう。
ここまでサッカーを続けてさせてくれた家族には本当に感謝の思いでいっぱいです。
同期
個性豊かな人が多い学年で、4年間楽しくサッカーもプライベートも過ごせた気がする!
最高の4年間だった。ありがとう!!
これからも仲良くよろしく。
これ以上書くと長くなってしまうので!
本題にうつります。
もう何回もブログを書いており、休部、高校時代、目標は書いてしまっているので、今年の振り返りをしたいと思う。
今年は、いろんな経験をした気がする。
新体制で最後絶対活躍してやると心に決め、取り組み始めた矢先、2年振りにBチームに落ちた。
正直、頭が真っ白になり、なんでだよという気持ちを抱えながら毎日プレーしていた。
そのまま半月が過ぎ
都トーナメントの2回戦の学習院戦があり、去年のOBの人達が観に来ていた。
たくさんの先輩が
「元気出して頑張れよ」
と声をかけてくれた。
正直、もう今年はリーグ戦に絡む事は無理なんだろうなと勝手に思い込んで落ち込んでいた自分がアホらしくなった。
そこから
すぐ開幕されるリーグ戦に出たい。
こんなところで諦めたくない。
という気持ちになった。
その2週間後のリーグ開幕戦
vs.東京農業大学
同ポジションの怪我もあり、スターティングメンバーになることが出来た。
開幕戦という独特な緊張感や東京都1部リーグの球際の激しさを実感し、こんなにサッカーって楽しいものなのかと思ったのを今でも覚えている。
しかし体力的には問題なかったが、体が持たず後半25分で両脹脛を攣り、歩けなくなってしまい無念の交代。
その時、センターバックとして情けなさすぎて涙が止まらなかった。
それから私は6試合出場したが、1勝もすることが出来ずチームに貢献出来なかった。
そこから少しずつ自信を失いかけていた。
そんな時
延期分第4節の玉川大学戦
自分はメンバーから外され、その試合で上智は見事リーグ戦初勝利を収めることが出来た。
この時、リーグ戦で1勝もあげることが出来なかった自分がいない方がチームはいい方向に行くんじゃないかと思ってしまった。
次の週の練習
Aのメンバーの名前に自分の名前はなかった。
悔しい気持ちはあったが、落ちて当然なのかなとも思った。
そこから私は、最後までリーグ戦に入ることが出来ず、主にJr.リーグの活動になった。
その中で、サッカー人生最後の大会となる
Jr.リーグ最終戦となる朝鮮大学
メンバー18人中12人が4年生だった。
最後の試合に今まで4年間共に頑張ってきた同期と出来る事は素直に嬉しかったし、絶対に勝ちたい。
その思いで、やれる準備は全部やった。
中学生ぶりに22時就寝
攣りづらくなるとされている食事の摂取
適度な水分補給
文句なしの準備が出来たつもりだった。
そして、キックオフ。
後半の途中に1番恐れていた事が起きる。
相手のゴールキックを跳ね返した際、両足の脹脛が攣ってしまった。
このまま終わりたくない。
その思いで必死に伸ばした。
その時、周りの4年生が攣っていることを隠してくれた。(小熊ごめん。)
めちゃくちゃ嬉しかった。
しかしその5分後、腿前と腿裏を攣ってしまい、歩くのがやっとの状態になってしまった。
ここで、自分で小熊に攣っていることを報告した。
報告したことに後悔はない。
だって
ベンチに今までずっと一緒に頑張ってきたマサと優秀な1年生の原がいたから安心して報告出来たのだから。
そして後半25分交代。
試合は、惜しくも1-2で負けてしまった。
メンバーに入っていたほとんどの選手が泣いていた。
負けてはしまったが、Jr.リーグの中でも最高の試合だった。
もちろん最後までプレー出来なかったという悔しい気持ちはあったが、それよりも自分が出来る最大限の力を発揮し、後悔なく学生サッカーを終えられた事が嬉しかった。
悔いなしです。
本当にいいサッカー人生でした。
ありがとう。
次は、4年間部活だけでなく、学科でも競い合ってきた門屋 将隆です。
きっと、いい事を書いてくれてると思います!