上智大学体育会サッカー部4年
大山 諒です。
途中入部→途中退部→途中入部という伝説的なin out in を見せてくれた長南から紹介をいただきました。
1年次の都トーナメントでゴール決めた時、なんかすごい喜んでくれたの覚えてるよ。
これからはストライカーとして頑張れ(元GK)
さて本題に入ります。
これまでのブログは割とテキトーに書いてきたため、今回の引退ブログは我が想いをのせて書いていきたいと思います。
お手隙の際に是非。
「泣けなかった」
これは今自分がサッカー部としての活動を終え感じること。
10/1(土)Jr.リーグ最終戦
この試合では多くの4年が出場していた。
試合終了後、全員が輝く涙を流していたのを覚えている。
10/9(日)都リーグ最終戦
今度は自分の大学サッカーラストマッチであり、沢山の応援の元試合ができた。
共に出場した4年のみんなも試合後涙を流し、何なら試合中ゴールを決めた時さえ泣いてるやつもいた。
どちらの試合も4年は引退がかかっており、これまで4年間頑張ってきた想いを込めて、勝利を目指した。
そして試合終了後のホイッスルと共に、
「ああ、これで終わったんだ」と思う気持ちと同時に自然と涙が流れてきたんだと思う。
それは自分も同じだった。
ここまでずっと部員約80人の代表として都リーグで戦ってきた。その最後の舞台であったし、今年は10番を背負わせてもらい、最後に勝利をもたらそうと試合に挑んだ。
それは少なからず最終節のゴールに繋がったと思う。
しかし、引き分けに終わった。
試合終了のホイッスルが鳴っても
何か腑に落ちない。
「勝ちたかった」
これに尽きた。
みんなが見に来てくれる中で勝って喜び合いたかった。
申し訳なさと不甲斐なさに、
自然と涙が出ることはなかった。
このチームは、色々な立場で勝利に貢献できる。
学生監督・コーチとして、
トレーナーとして、
マネージャーとして、
課の一員として、
そして、選手として。
このチームで自分にできることは、
選手としてサッカーで表現するしかなかった。
だからこそ、
10番として、FWとして、
チームを勝たせたかった
チーム全員で喜び合いたかった
という悔しさは残る。
願えば勝てるほど、サッカーは甘くない。
スポーツとは残酷なもの。
それでももがき続け、なんとか勝利を手にした瞬間に、最高の喜びや感動を得ることができる。
今シーズンは1部という舞台で中々勝てなかった。
それでも東京経済大学戦で逆転勝利し、試合後みんなで写真を撮った光景は、
一生忘れないと思う。
1年生時の新人戦で東京農業大学に勝ったとき。
2年生時の都リーグで東京大学にリベンジを果たしたとき。
3年生時の都リーグで無敗優勝したとき。
部活で味わった最高の思い出が蘇る。
悔しさは幾度となく味わったけど、
後悔はない。
始発で朝練に行き、終電で夜練から帰る。
週に2日は土のグラウンド。
そんな日々を4年間過ごしても、
またこのチームでサッカーしたいと思える。
正直、上智は他の大学と比べてサッカーをする環境は劣る。
それは総務課長として活動するなかで
強く強く感じた。
それでも自分は大学サッカーを最大に楽しんだ自信がある。
視点、視線、視界。
それによって価値は全く変わる。
練習後ご飯食べに行くのも、
数人で練習や試合前に上半身のストレッチしたり、倒立したりするのも、
総務課でホーム試合の前にミーティングするのも、
筋トレした後、みんなでコンビニ商品のタンパク質の量を確認しあうのも、
新砂まで駅で集合してタクシーで向かうのも、
サッカーをしている時間はもちろん、
そういう何気無い時間も本当に楽しかった。
上智大学体育会サッカー部に属していたからそこ得られた経験。
かけがえのない4年間になりました。
そんな風に思えるのは、仲間に恵まれたから。
みんなありがとう。
最高な仲間と最高なサッカーが出来ました。
上智大学体育会サッカー部というチームで、サッカーができたことは本当に幸せです。
先輩へ
とにかくお世話になりました!
そして沢山の試合に出していただきありがとうございました。
先輩たちとサッカーするのは本当に楽しく、引退は寂しかったです。
なので毎年最終節は異様に気合い入ってました。
社会人になってもお願いします!
後輩へ
このブログで1番言いたかったこと、それは勝ちにこだわること。部活である以上、どんなに良いサッカーをしても勝たないと価値はないと思う。上手で謙虚に頑張れる後輩が多いから、来シーズン以降期待してます!
総務課の人たち、くれぐれも運営側に回るなよ、、!
よく絡んでくれたがくとと林。
都リーグに出るときは呼んでね。
FW陣もほんとに粒揃いだと思う
ゴールで勝利に導けるストライカーになってくれ!
マネへ
毎日毎日本当にお世話になりました。
練習後毎回氷を巻きづけてくれたお陰で、大学1年の夏に復帰するまで約2年間要した膝も、大きな怪我なくプレーできました。
試合でも攣り防止のテーピングを巻いてくれたおかげで、幾度となく救われました。
とても感謝してます。
同期へ
どんな練習でも楽しくいられたのは、同期のおかげ。
こんだけ勝ちたいと思えたのも同期のおかげ。
ある程度ふざけても笑って許してもらえたのも同期のおかげ。
練習や試合後にとんでもない時間だべって、ご飯行きまくったのも全部思い出になりました!
この同期と4年間過ごせてよかった。
上智大学体育会サッカー部の更なる躍進を願ってこのブログを終えたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次は上智一熱い男、関 大陽です!
これまでずっと守備の要として守ってくれてありがとう。
もう大陽から裏へロングボール来ないと思うとさびしいな。
湘南?伊豆?スペイン?で培った強靭な体で
きっと熱い文章を書いてくれるはず!
ぜひご覧ください!