圧倒的な可愛さと愛嬌で部員たちを笑顔にさせる3年マネージャー井川 佳音さんから紹介を預かりました。1年法学部法律学科の中村 宥翔です。
拙い文章ですが、最後までお付き合いください。
4年生とできる試合も残すところあと1試合のみという状況で4年生への感謝と共に自分自身とサッカーについて書いていこうと思います。
以下、文体は変わります。
「自分は弱い。」
サッカーをする中でよく感じるようになった。
正直、私はここ数年サッカーを楽しめていない。細かく言えば、公式戦のような舞台に立った時、自分の思うようなプレーが思い切りできないことが多い。高校時代からこの状態に苦しめられ、思うようなプレーができずに不完全燃焼で終わったと感じている。練習で着ることが試合で発揮できない。そんな状況にずっと歯痒さを感じている。高校進学前のようにかつての自分のように思い切りプレーし、サッカーを楽しみたい。そんな思いが、常に自分の心の中に残っている。
そもそも、なぜサッカーを楽しめなくなってしまったのか。それは、監督、チームメイトといった他人の評価、目に対して敏感になりすぎていたと感じる。「自分がしたいプレーをしてミスしたら、評価が下がってしまうのではないか。ならば、安全で確実なプレーをした方がいいのではないか。」と考えるようになり、それがいつしか自分のプレーに対して自信が持てなくなり、消極的なプレーばかりを選択するようになっていた。自分の長所は何なのか、明確な答えを出せずにいた。
自分に自信が持てず、そんな自分が嫌いだった。
上智大サッカー部に入ることは入学前から、決めていたことだ。
「今一度、サッカーを楽しみたい。」
その思いを胸に入部をした。
入部してから早いものでもう既に7ヶ月経ってしまった。Aチームというカテゴリーに所属し続けることを嬉しく思いつつ、同時に部の代表として戦うことの責任感を持つことの重要性を学んだ。
そのような状況で、サッカーを楽しめているのか。
「いや、まだまだできる」と感じる。
でも、都リーグの舞台で先輩たちとプレーできることはとても幸せだ。
今シーズンは結果が出ず、メンバーに入れない先輩たちにとっては余計に不満を感じたであろう。それでも応援に駆けつけてくれて声援を送ってくれることに申し訳なさを感じつつも、とても感謝している。
また、どれだけミスしても、起用し続けてくれた学生監督の南出くんは、私に自信を与えてくれた。期待通りのプレーができていたかわからないけど、以前より自分のプレーに自信を持てるようになった。さらに、技術的な面でも自分がよりよくなるために多くのことを親身になって指導してくれたことはとても刺激になり、プレーの幅を広げることにつながった。(守備はもっと練習します。)
練習でも試合でも隣にいた大陽くんは、かけがえのない存在だった。普段はふざけてばかりの彼だが、常に声を出し自分や周りの選手を勇気付けてくれ、のびのびとプレーすることができた。プレー面でも何度も助けられ、自分が抜かれても必ず彼がカバーしてくれた。
いつしか、彼がいることが当たり前に感じてしまっていたかもしれない。そんな彼にいつしか憧れを抱きながらも、その背中はあまりにも大きく、自分がそのような存在になることは到底無理と感じてしまう。これまでも、これからも自分にとって太陽のような存在である。
他の4年生にも感謝してもしきれない。常に気にかけ、声をかけてくれる優しさが私にとって何よりも嬉しかったし、自信を持ってプレーできる環境を作り上げてくれ、サッカーを再び楽しいものと思わせてくれた。そんな彼らとプレーできる機会も残すところあとひとつとなってしまった。最後、彼らとプレーできる喜びを噛み締めなくてはならない。
あまりにも別れが早すぎる。
笑顔で終われたらいいな。
そして、自分の力でプレーを楽しめるように。
次は、Excelの貴公子、高橋 快くんです。
久しく見てないと思ったら、白化していました。
お楽しみに!