お世話になっております。
新4年 マネージャーの水口 瞳です。
まず、弊部に関わるすべての方々に感謝いたします。
コロナ禍でも部活動を続けることができるのは、皆様のご尽力のおかげです。
引き続き、ご支援のほどお願いいたします。そして、今後一般観戦可の試合が開催される際には、現地で応援していただければと思います!
私が部活動を通して叶えたいこと、それは「やり切った」と笑顔で引退する同期を隣で見ること。
ラスト1年だからではなく、ずっと思っている。
願わくは、それが都リーグのベンチだったらいいなと思う。
1年生の頃、一勝もできないという経験をした。
総じて結果が振るわない年ではあったものの、1試合1試合強い悔しさを感じていたかと言われるとそうではなかった。もちろん勝ち点3が欲しい。でも、それを目標に頑張れるほど強い気持ちはなかった。
負けよりもむしろ、チーム荷物のリストを早く出せなかったとか、アップ前にサロメチールをベンチに出し忘れてしまったとか、自分に関わる小さなミスの方が悔しかったくらいだ。
勝つために何ができるかよりも、負け続ける中でいかにチーム内での自分の役割や存在意義を見出すか考えていた。
しかし、私はこの会話をきっかけに、同期には結果を残して、笑顔で引退して欲しいと思うようになる。
何試合か残し、1部残留が非現実的になってきた頃、当時の4年生と帰り道が同じになり、2人で話す機会があった。
「俺らって降格させた代って思われるんだろうな。」
独り言のように先輩が言った。
前後の会話も、私が何と答えたかも覚えていない。でも、それだけ忘れられない。
すごく可愛がってもらったし、4年生が大好きだったから、その言葉が本当に悲しかった。
降格させた事実もそう、でもそれ以上にその選手にとっての最後の年の想い出が降格になってしまったことにやりきれなさを感じた。
8ヶ月後、同じ状況になってしまったとき、
「でも俺らはやり切った、後悔はない」
と私の同期は言えるのだろうか。1年での降格は十二分にあり得る。
やり切ったと笑顔で引退するために、後輩に誇れる代になるために、
勝利という結果、残留という事実が必要なのだと思う。
私は同期に先輩と同じ言葉を言わせたくない。
しかし、こんなに偉そうなことを言いつつも、マネージャーの私では叶えられない。選手とは違い、自分のプレーが直接結果に影響することはないからだ。
「やり切った」と笑顔で引退する同期を隣で見る
ラスト1年、わたしの夢を叶えるために力を貸してください。
みんなの熱意を見せてください。
————————————————— ここまでが今回の部員ブログで私が伝えたかったこと。ここからは私自身への宣言なので、さらっと読んでいただけたらと思います。
本当に恥ずかしことだが、自分への戒めも込めて書きます。
先日、スタッフの雰囲気の緩さへの指摘を受けた。すごく反省したし、1年半前の私はむしろ「雰囲気が緩い」、「なんで試合前の集中した空気が読めないのだろう」と思うタイプだったから、ショックだった。
以前の自分が出来ていたことができておらず、またそれに指摘されるまで気が付けず悔しかった。最高学年の姿勢がマネージャーの雰囲気を作ることを知っていたのに。
同日キャプテンの髙野 陽にLINEをしたところ、マネージャーもまだ上げていくことができるという前提の上で、
「俺ら選手がもっとやんなくちゃいけない」
と言われた。やはりキャプテンかっこいい。
熱い気持ちを持った彼らと残り8ヶ月活動できることを嬉しく思う。
これは私が個人的に思っていることだが、学年ごとマネの業務への関わり方は変わる。
・とにかく仕事を探して、「やります!」と先輩の仕事をもらう(奪う)のが1年生
・できることは1年生に任せ、フォローを入れつつ、自分の得意なことを見つけるのが2年生
・最高学年の仕事を観察し、一通りの仕事を教えられるようにするのが3年生
・すぐ対応できるよう全体を見る、かつ後輩に業務を教えるのが4年生
業務の得意不得意・性格はあるものの、これらが各学年で求められると思う。
上記の4年生が行うことに加え、今シーズンは意識的な面を目標にする。1部で戦うチームのマネージャーとして、選手と同じくらい、もしくはそれ以上の熱量で取り組む。
楽しいことよりも、辛いこと、大変なことの方が多いと容易に想像ができる。1部で闘うことが決まった時,覚悟した。その中でも、最高学年としてマネージャーの雰囲気を作っていく。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次の部員ブログは、今シーズン背番号「3」を背負う、新4年 坂田 涼が担当します。
筋トレを頑張っていて、いつもいい香り。そんな彼はどんな目標を語ってくれるのでしょうか、 お楽しみに!