こんにちは!激うま手作りサラダチキン提供者、通称“もみたん”(みんなも呼んでるよね)こと籾井 大河くんから紹介に預かりました、総合人間科学部教育学科新3年マネージャーの宮崎 雅です。
「新3年」という言葉に今現在恐怖を感じていますが、ひよらずいきたいと思います。今回の部員ブログのリレーが始まった時から同期マネのあやこと「どう書こうか~」という会話を数え切れないほどしましたが、結局提出当日になっても悩んでいます。なので、まずは常日頃から抱えていた思いに素直に向き合いながら「来シーズンの抱負」に繋げていけたらと思います。拙い文章ですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
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「何のためにマネージャーをやってるの?」
この2年間で何度聞かれたか分からない。自己紹介でマネージャーをしていると伝えた時、新しい知り合いが出来た時、とにかくいろんなところで聞かれた。
そして私は、この質問が大嫌いだった。そんなこと思ってないって質問を投げかけた人はいうかもしれないけど、私にとってはどうしても「マネージャーの経験が将来の何に役立つの?」「意味あるの?」と聞かれているようにしかとらえられなかった。そして何よりも嫌だったのは、このためにやっていると自信をもってはっきりと伝えられる答えが自分の中になかったことだった。だからいつもはぐらかしてごまかすようにその場を逃れてきた。
もちろんマネージャーをすることは本当に楽しい。また明日ねって毎日言い合えて、練習後にごはんわいわい食べに行って(今は無理だけど行けるようになったら速攻行こうね)、あーだこーだ言いながら仕事して、グラウンド遠いけど着いたら会いたい人達がいて、勝つことの喜びを共有できて、チームがあるって本当に素敵だなってふとした瞬間に再認識している。でもその反面、心の隅でもやもやしたままの不明確なマネージャーをする意味が存在し続けていて苦しかった。
だけど、そんなもやもやが一瞬で嘘のように晴れたきっかけが最近あった。それは、毎度毎度練習で上着を貸してくれるプレイヤーからの言葉だった。その日、ビブスやテーピングを片付けるためにしゃがんで仕事をしていたら借りたジャージの裾を汚してしまっていた。返す時になってそのことに気付いて申し訳ない気持ちでいたら、彼は「俺らのためにやってくれてんだからいいんだよ、むしろサンキュー」とまさかの感謝の言葉を述べてくれた。とても些細なことだったけど、その「サンキュー」がとにかく心に残った。それと同時に、「あぁ、私はこういう一瞬一瞬のありがとうのためにマネージャーをやっているのか」と長らく抱え続けた悩み解消の鍵を見つけた。私がマネージャーをすることの意味はここにあったのかと、1人で心の底から感激していたのである。
それならば、私はとにかくプレイヤーからありがとうをたくさん言ってもらえるように行動しよう。基本的な仕事はもちろん、誰も気づかないような些細なことまで全部。超絶感謝してもらえるようなマネージャーになるためにフル稼働で動く。それが「来シーズンの抱負」であり、私にとってのマネージャーをすることの意味ともなったのだ。
「何のためにマネージャーをやってるの?」
「たくさん感謝してもらえるような素敵な人間に成長するためです!」
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ここまで読んで頂きありがとうございます。
次回は、実は硬派系に擬態したおふざけ男子なんじゃないか説が私の中で浮上している中尾 竜吾くんです。