今季のリーグ戦も6試合を残すのみとなった。
その6試合が終われば4年生は引退して、なんとびっくり自分たちが最高学年となる。
ここまでの2年半本当にあっという間だった。
きっと残された1年と少しの時間も瞬く間に過ぎていって気付いたら自分たちの引退を迎えるのだと思う。
別にこの部を引退しても競技としてのサッカーから退くつもりはないので、サッカーとの関係に対して感傷的になる事はないが「上智大学体育会サッカー部」の一員としていられる時間がそう長くない事実を思えば多少の寂しさを感じずにはいられない。
ただ、そんなことより圧倒的に思う事がある。残りの長くない時間の中で自分がこのチームに何を残していけるのか。リーグ戦での結果と同レベルに大切だと思うようになってきた。
今年の4年生は「2部優勝、1部で戦えるチームに。」を目標に来年以降もこのチームが競技としての発展を続けられるように現3年の南出学生監督に現場での指揮権を一任した。きっと思い描いていた4年生としてのあり方(サッカー面に関しては)とは違った部分も少なからずあったとは思う。自分の事ではないため断言は出来ないが、きっとそうだろう。
でも、それを飲み込んでここまで前向きな姿を見せ続けてきてくれた。それは自分たちのためだけじゃなく上智大学体育会サッカー部のこれからのためという前提が大きく影響しているのだと思う。
なんて素晴らしい人達なんだ…‼︎
その思いに報いるためにも残り6試合を全て勝って優勝し、大きな期待を背負って来シーズン1部の舞台で躍動せねばならないと気が引き締まる。
同時に、既に卒業されたOBも皆同様に上智大学体育会サッカー部の将来のためにという思いを持っていたことと思う。
思えば僕らが1年の頃、橋本 泰志くん達はこの上なく積極的に1年生をリーグ戦で起用してくれた。
あの時の経験は間違いなく今の僕らの力になっている。
そしてその泰志くん達も先輩達から思いを受けていただろうし、その先輩達もまたその更に先輩達からの思いを受けていただろう。
考えれば果てしないが、今の自分たちはその果てしない思いの上に立っている。
いつまでも自分のことばかりに目を向けている場合じゃない。自身のプレー面での充実を目指すとともに上智大学体育会サッカー部のこれからを担うみんなのために何が出来るか。これまでの先輩達が今の自分たちに繋いできてくれたもののように、そしてそれ以上のものをこれからの上智大学体育会サッカー部に残していけるよう日々を大切に過ごしたい。
そして何より4年生と過ごせる残り少ない貴重な時間を噛み締めて、少しでも多くの事を学んでいきたい。
来シーズンの試合が有観客で行われる事を願って今回の僕のブログは終わらせて頂きます。
もし有観客で開催された暁には、是非1人でも多くの方々にグラウンドへ足を運んで頂きたいです。
一生懸命頑張るのでよろしくお願いしますm(_ _)m
学科の友人某Kすけ君も待ってます。
次回は聖人はHIKAKIN、モンスターはHIKATANこと長田輝です。