中川優くん、紹介ありがとう。
1年の河村光之朗です。1年、と今言ったが、現在22歳。そう、僕は上智大学に3浪して入学した。
そういうことで、今回のブログは100%浪人生向けに書きます。
浪人というのは辛いものである。それは1浪でも3浪でも同じ。むしろ3浪時代の方が慣れを感じ、気持ち的には楽だったかもしれない。多分、これを読んでいるほとんどの人の周りに3浪は存在しないだろう。現役時代の自分もまさか自分がこうなると思っていなかったし、改めて考えると月日は長かったと感じる。ちなみに決して勉強をサボっていたわけではない。でも落ちる時は落ちるものだ。もしかしたらかなり勝負弱いのかもしれない。ただ、思い返すと毎日暗いトンネルにいるような、全く先が見えない生活をよく3年間も続けたなと思う(普通の人はしないという話は置いといて)。やっと年末にガキ使をゆっくり見れるよ、、。
本当に3年間同じ日々の繰り返し。朝起きてご飯を食べ、勉強して昼ご飯を食べ、勉強して夕飯を食べ、ちょっと復習して寝る。やり方が悪かったのかな。でも終わったことなのでよく分からない。そうこうして3年間が過ぎ、今年の春、晴れて21歳で上智大学に入学した。そして体育会サッカー部に入り、高校卒業後4年目にして公式戦デビューを果たした。先日上がった田崎 隼太郎君のブログで、「大学に入りながらも体育会に所属するというクレイジーな集団」と書かれていたが、その中でも僕は相当クレイジーである。3年間全くボールを触っていないのに迷うことなく入部したのだから。
ただ、僕はこう思う。やりたいことに年齢は関係ないと。よくドラマや映画や流行りの歌で聞く言葉だが、実際やってみてそう思う。もちろん、周りから見れば同い年の4年生に敬語を使い、なんなら年下の先輩に敬語を使うクレイジー野郎かもしれない。でもすぐ慣れるものだ。周りは関係ない。浪人も、周りから見ればおかしなことも、大抵のことはやっていけば自然と慣れる。今みたいな夏過ぎの時期は浪人生からしたら辛いかもしれないが、一度始まってしまったものはいつか終わることだから、慣れるまで継続するしかない。
この3年間で思ったことをこのブログ1つにまとめることはできない。ただ、1つだけ言えることは、大切なのは転んでも立ち上がる、ということだ。一番ダメなのは転んだまま立ち上がらないこと。サッカーでも受験でも、もっと言えば人生において忘れてはならない。七転び八起きのようにカッコつけて言わなくていい。つまずいても立ち上がる。ただそれだけのことである。大学受験に失敗しても立ち上がる。単位を落としても立ち上がる。試合で倒されても立ち上がる。簡単なことだ。もし今年大学受験に失敗し、まだ立ち上がれていない人がいるなら、もう少し休憩してもいいから立ち上がってまた行動を始めよう。
このブログを読んで僕みたいになりたくないと思った君へ。僕みたいに浪人を重ねないよう勉強を続けてください。
このブログを読んでこんな人もいるんだと安心した君へ。3浪しても全然馴染めます。4浪以上は分からないけど僕で大丈夫なので多分大丈夫です。思い通りの大学生活を送れるよう、勉強を続けてください。
行き詰まったら「インターンシップ」という映画を見ることをお勧めします。僕のお気に入りの映画です。周りより年上でもやっていけそうな気がします。
僕のような存在が大学に、体育会サッカー界にいるということで安心してもらえたらと思い、このブログを執筆した。
僕の応援で点が上がるわけではないけれど、全国の浪人生、特に多浪生を応援している。そして、1人でも多くの浪人生が大学サッカー界に足を踏み入れて貰えばこの上なく嬉しい。「リーグ戦最年長出場、最年長得点」が今の目標なので、ライバルになり一緒に戦いたい。
頑張る人に頑張れというのは酷な話だけど、これ以外送る言葉が見つからないので言わせて頂く。
浪人生、頑張れ!!!!!!!
次は、甘いマスクと巧みなパスセンスで日々女性ファンを増やしていると噂の珍田遼太郎君です!