こんにちは。宮崎から紹介を与りました、3年伊藤大心です。
東京都2部リーグ1位という位置付けで後期戦を迎えている今、思っていることを書いていきたいと思います。
『コオロギは通常30cm跳ぶ。コオロギを20cmの高さしかない虫かごで育てる。すると、虫かごから逃がしてやったとしても20cmしか跳べないコオロギになってしまっている。』
こんな話を聞いたことがあるだろうか。コオロギがどのくらい跳ぶかは知らないが、何を言いたいのかというと、このコオロギは環境に慣れてしまい、本来30cm跳べるはずの能力を出せていない。というか、本当はあと10cm跳べることを知らない。
これは、人間にも大いに当てはまることだと思う。おそらく、自分の本来の力を発揮できないまま、いや、自分が最大限出せる能力を知ることができないままで終わってしまう人がほとんどだろう。
自分の最大限の能力を知ることができないとしても、僕たち上智大学体育会サッカー部は、都リーグでもIリーグでもサタデーリーグでも勝たなくてはいけないのだ。相手が強ければ強いほど、自分たちの虫かごの小ささを思い知らされる。次へのステップに進み成長し続けるためには、自分たちで虫かごを壊さなくてはならない。
虫かごを壊すとはどういうことか。
「目の前の相手に絶対負けないこと」
「最後の1歩を放り出すこと」
「声を出し鼓舞し続けること」
挙げればキリがないが、簡単なことである。当たり前の基準を上げることだ。
簡単。だから、難しいのだ。
僕は、真っ先に虫かごを壊せるような選手になりたい。そして道しるべとなりたい。
器用なプレーをできるようなタイプではないからこそ余計にそう思う。
繰り返しにはなるが、上智大学体育会サッカー部が次のステップへ進むには、当たり前の基準をアップデートしなくてはいけない。
上智大学体育会サッカー部という虫かごを壊し、高く跳んでいこうではないか。
次のブログは、先日21歳の誕生日を迎えた同期の大山朝生です。
僕はまだ彼を祝えていません。おめでとう!