
来年はどうなるだろう。学生監督の南出君、学生トレーナーのしゅんちゃん、圧倒的なキャプテンシーを持つ陽君、それを側で支える、シンジくん、小堀君、大心くん、なんだかんだいいやつ神田 辰丸。
他にも素晴らしい3年生は沢山いるが、素晴らしいが故今の3年生が卒業した時のことを考えると恐ろしい。
今の上智大学体育会サッカー部は今までの歴史を大きく変えようとしている。あまり大きな事を口にしない、今年の主将髙野 陽が私にそう言ったのを覚えている。
以前私のバイト先の先輩で現在、亜細亜大学のある部活の顧問を担当している方が上智大学体育会サッカー部のSNSの発信は本当に凄いし、とても参考にさせてもらっていると私に話してきた。
SNS発信や、クラウドファンディング、サッカー外のことで褒められるのは勿論嬉しいことだが、我々は体育会のサッカー部だ。サッカーの結果で褒められなければ意味がない。
上智大学体育会サッカー部を強くするこれがこれからの私の目標だ。
大学サッカーでは上のリーグになるほど、体が大きく、フィジカルが強く、競り合いや球際の強度が格段と上がる。技術だけでなく根本から相手チームを「破壊」してくる。
一昨年我々上智大学体育会サッカー部は戦術、技量、全てを破壊されたように、1勝も出来ずに2部へ降格した。他のチームより知識のある人間が多いわけではないしチームの設備が整っているわけでもない。ましてや技術があるわけでもない。同じように相手を破壊しようとしたら返り討ちにされるだけだろう。
私を指導してくれた方がある記者の取材にこう答えていた。
『破壊には破壊以上の創造を生まないと勝てない。創造で相手を破壊しなきゃいけないんだ。』
創造するのである。チーム戦術、チーム体制。ありとあらゆるものを創造する。自分たちのやりたいサッカーを創り上げ、磨きをかけて、それを駆使して相手を破壊する。
上智大学体育会サッカー部は技術では決して勝てない。だからこそ頭を使って、試合中常に頭を切らさず試合を自分達のものに創り上げていくのである。どんな時もサッカーをしている時は頭を切らしてはいけない。
サッカーにはもちろん正解は存在しない。多くの可能性、選択肢がある。その中でベストな選択をできるように常にトレーニングを積んでいる。しかし不正解はある。してはいけないプレー、判断は確実に存在する。あらゆる選択肢の中から不正解を選択しないように、サッカーをしているときは常に頭を動かして、予測をし続ける必要があるのだ。
常にチーム全体が考え、予測をすることで、上智大学体育会サッカー部は自分達がやりたいサッカーを「創造」することができ、どんな相手でも「破壊」できると私は信じている。残りの2年間、上智大学体育会サッカー部を「創造」で相手を「破壊」できるチームにする。
次は車で移動中、車内に沈黙が訪れると突如笑いが止まらなくなる井川 佳音です。
