地元が大田区同士で、よく車で会場まで送ってくれたざきさんこと柏崎 友哉から紹介を預かりました神田 辰丸です。
ともや!
新砂、ZOZO、葛西、ローヴァーズと、何度も車を出してくれてほんとに助かりました。
ありがとう!
以下文体変わります。
とうとう引退ブログを書く時期になってしまった。恐ろしく早く時間が過ぎていき、驚きを隠せない。
引退ブログは何をテーマに書こうか考えていたが、全然まとまらなかったので、とりあえず引退してみて思ったこと、感じたことを箇条書きにした。
そして、よく高校の友達に言われる言葉
「サッカーバカ」
まず初めに、この言葉についてよく考えた。
なんで俺だけそんな言われるのかなと。
サッカーバカって言われるけど、俺からしたら毎週プレミアだったり、リーガを見るためにちゃんと夜中に起きてリアルタイムで試合を見てるみんなの方がよっぽどサッカーバカじゃんと思ったりする。
自分はたまたまプレイヤー側としてのサッカーに夢中になっているだけで、サッカーが好きという所はみんなと何も変わらない。
好きなものだから、週6の練習も気持ち的には大変じゃない。体育会に入ってない人から見て物理的に大変そうに見えるのかもしれないけど、楽しくて、熱中しているものだから大変とは全く感じていなかった。
最初は、サッカーバカと言われていたことが少しだけ悲しかった。サッカー以外の取り柄がないと言われているように感じてしまったから。
けれど、それだけ熱中してるように周りからも見えていたってことだから、今では少しだけ嬉しかったりもする。
ここからは自分の振り返りと後輩へ伝えたいこと
10/9 東京都1部リーグ最終節 VS帝京大学
俺の大学サッカー最後の試合が終わった。
試合終了の笛がなった瞬間、涙が溢れてきた。
でもこの涙は、やりきった涙じゃなかった。
自分の試合終了後の涙は、今シーズンラストも勝てなかった、代表選手として出ているのに情けないという悔しさから出てきたものだった。
学生コーチの小熊は「どんなにいい試合しても勝たなきゃ後悔が残る。」とずっと言っていた。
本当にその通り。
試合を見返す度にあの時なんでシュート打たなかったんだろとか、前向けたのにみたいな後悔がいくつも出てきた。
今シーズンは怪我から始まり、復帰したもののまた怪我。しかも最後にした怪我は、今でも違和感が残り続けているくらいのもので、正直怪我前までのキレは取り戻せなかった気がする。
玉川、東京経済と勝利した2試合ともに大きな活躍ができたことで、怪我なく1年できていたらと何度思ったことか。
でも怪我はいくら後悔しても仕方がない。
同期、先輩の中には膝をやってしまい、もう無理でしょって状態からサッカーを続けていた人もいた。
怪我だろうとその時にいかにベストを尽くせたかが大事だ。
DLに入るとみんながサッカーしているのを見てモチベが落ちる時もある。自分もその状況がきつすぎてトレーナーの前田さんとしゅんたろうに相談して練習を休ませてもらったこともあるくらいだ。
ボールを少しでも蹴れるのならつまらなくても対面パスをひたすら練習すべきだし、器具がなくても筋トレはできる。(ゆうせい、げんやに聞けば良いメニュー教えてくれるはず。)
だからDLの時間も1秒も無駄にしないで欲しい。
これは今年1年で本当にそう感じた。
そして最後の1年で最も痛感させられたことは、4年間の成長をもってしても東京都1部のレベルには届かなかったということ。
翌日の練習を第1に考えて友達の飲みの誘いを何度も断ったし、大学生になっても家の前でマーカーを置いてボールタッチの練習をしていた。
正直この4年間が1番サッカーと向き合った。
それでも全然届かなかった。
高校時代は3年間でAチームの試合に出たことは1回もなく、ほとんどをCで過ごした。
上で出てるあいつよりも俺の方が上手いだろと思ったことは何度もあるけど、どうせメンバーには選ばれないだろうと自ら『Cチームにしてくれ』とコーチにお願いをした。
だから当然後悔が残ってしまい、上のやつらに負けたくないなと思って大学でも体育会で続けることを決意した。
上智サッカー部に入部してからは、俺が1番上手いと思ってサッカーをし続けてきた。
1年の時なんて気が強すぎて2.3.4年生に何度も練習中にキレてたし、なんで俺を試合で使わないのかと理由を聞いていたことも少なくなかった。
今思うととんでもなく迷惑でわがままな後輩でした。ほんとにすみません。
でも、この「意地でも試合に出てやる」という気持ちを持つことは全くもって悪いことじゃない。
試合に出てることを当たり前に感じているスタメンやそこまで気持ちが入ってない周りの部員に必ずいい影響を与える。
実際に、最後の1年間は優秀な1年生が入ってきて俺もずっと刺激を貰っていたし、負けていられないと思わされた。
4年生という立場から見て、個人的に今の4年生が1年生の時に比べると後輩たちには、トップチームの試合に意地でも出てやるという気持ちが足りてないと思う。
もちろん頑張って練習しているのは知っているけど、何のために毎日練習しているのかをもっとちゃんと考えて取り組むべきだ。
下級生だからとか、出身校が強くないからなんて一切関係ない。
今は上智サッカー部なのだから、みんなフラットで、誰もが上を目指し続ける組織であってほしい。競争力が上がらなければ、今以上の成長はないと思う。
カテゴリーが上がった時に萎縮してプレーしてしまい、カテゴリーが落ちてを繰り返している部員、あいつは上手いなって他人事で終わってる部員。
もし今、このブログを読んで当てはまっていると思った後輩は今一度思い返して欲しい。
『わざわざ体育会サッカー部に入部した理由はなにか?』
サークルに入って4年間遊ぶことも選択出来たはずなのに、週6の練習がある部活を選んだのにはそれぞれ熱い思いや目標があったはずだ。
ただサッカーを楽しむだけだったら、なんならサークルの方が合っているだろうし、ぶっちゃけボールさえあればサッカーはどこでもできる。
上智の体育会サッカー部に入ろうとした時に、なんとなく楽しそうだったからなんて人はおそらくいないと思う。
みんなが本気で勝ちにいく、本気で上手くなるために練習する、そんなサッカーをしてて楽しいから体育会を選んだはず。
萎縮してサッカーやってしまっている状況、トップチームを目指していない状況が続き、4年間を終えてしまったら、その思いや目標に対してやりきったと絶対に言えないと思う。
俺も高校の時は萎縮してサッカーして、全く楽しめなかった時期があるからわかる。萎縮しちゃっても何もいい事は無い。楽しくないし、さらにミスするし。負の連鎖。
4年間は思っているよりもあっという間に過ぎる。
俺はまだまだサッカーが上手くなりたいけど、この4年間以上に上手くなることはほぼ不可能に近い。
みんなはまだまだこれから上手くなれる。
だからいい結果を残して、やりきったって言えるように今から変えていこう。
何度も言うけど結果が出なければ、必ず後悔が残ることになる。
だから体育会である以上、
『常に上を、勝利を目指して取り組み続けて欲しい』
めっちゃ上からだけど、俺から伝えたいことは以上かな。
同期へ
ほんとに楽しい4年間だった。
ずっとサッカーのことばっか考えてるやつ、真面目すぎるやつ、ムードメーカー、変なやつ、たくさんの同期に恵まれた。
感謝しかない。ありがとう!
たまにはフットサルとかしよう。
後輩へ
まじで期待してる。来年も試合見に行くから頑張ってくれ!
だいぶ舐めてる後輩多いけど言ってくれたら飯とか全然行くから誘ってね笑
マネージャー・スタッフ
今年は怪我が多かったので、特にお世話になった。
テーピングやリハビリなどほんとにスタッフ陣がいなければ試合にも出られなかった。
特に前田さん、しゅんたろうはほんとによく考えてメニューを組んでくれたので感謝してもしきれません。
ありがとうございました。
家族へ
高校でトップ上がれなかった時に自分のサッカーには興味持たれなくなったなと感じたこともあったけど、大学では試合もかなり見に来てくれて嬉しかったです。
大学までサッカーを続けさせてくれてありがとう!
次の引退ブログは水原 理玖君です!
お酒が好きすぎるあまり、就職までお酒関連で頭がいっぱいだったとか、、、笑
一緒に高尾山登った時も、飲みすぎて陽にキレられてたのはいい思い出です。
極度のお酒好きな彼は何を書いてくれるのでしょうか、、、