こんにちは。
鈴木 陽太から紹介に与りました、2年の古山 悠人です。
早速、前期の振り返りに入ります。
5月9日(日)の創価戦で初めて都リーグに出場した。
後半途中出場だった。
昨年度Aチームに所属していたにも関わらず、ベンチメンバーにかすりもしなかった自分にとって、強く待ち望んでいた機会だった。
1つ目標を達成できた瞬間だった。リーグ戦のベンチに初めて入り、さらに初めて出場させていただいた。
しかしこの試合で痛感させられたのはスタメンと途中出場の差だった。流れの中でプレーをしただけで、特に何か違いを生み出せたかと言われれば何も出来なかった。達成できた悲願の目標はかなり矮小なものに思えた。
試合を通して自分自身とチームのサッカーを体現しながら、難しい時間帯もいかなる時も集中力を切らさず得点を奪いに行く。そして身体を張って守る。スタメン組との間にあるこのクオリティーの差を特に痛感した。
初出場という1つの目標が達成された後、もちろん感傷に浸ってる暇はなく、目標の再設定が自分の中で行われた。
出場時は「ピッチに爪痕を残す」ということだ。いつ来るか分からない出場機会に、一発勝負で結果を出すことはどれほどサッカーをしていても慣れないことだし、簡単に出来ることではない。だからこそ面白く、高いモチベーションを保ってサッカーに取り組めたし、日々の練習でも目標を持って臨むことが出来た。
途中出場の機会が増え、自分の有用性を表現する場が少しずつ増えていくと共に、自然と目標が「スタメン出場」になっていた。目標の達成、再設定を繰り返し、少しずつ出来ることが増えてきた実感が湧いた。
時が経ち、6月20日(日)の武蔵戦で初めてスタメン出場の機会が訪れた。上位につける両チームにとってとても重要な試合だったし少しだけ緊張した。お世辞にもいいプレーが出来たとは言えないような出来でチームの勝利には貢献できなかったが、90分間終始ピリついていた雰囲気をピッチ内で感じ取れたことは自分にとって有り難かった。
スタートで出ることの難しさ、サッカーの難しさを再び体験することができた貴重な日だった。
そして、8月23日(月)の玉川大学との首位攻防戦。今年の命運がかかる大一番。チーム全員がこの試合の重要性を理解していたし、ピッチ内外問わず一人一人が勝つために出来ることを全うしていた。試合終了の笛が鳴った瞬間のピッチ内で味わえるあの感覚は本当に久しぶりだった。
大学生になってもサッカーを続けてしまうのはまさしく、ピッチ内でのその感覚を味わうためである。だからこそ勝負は勝たなきゃつまらないし本気でやらなければ意味がない。チームスポーツでしか味わえないあの形容し難い感覚は、本気でサッカーに取り組んでいる者の特権であり、これからの人生で幾度も手に入れられるものではない貴重なものである。
後期の目標としては、来年1部の相手と戦っている自分の姿をイメージしながら、自分自身やチームのために、後悔しないよう日々の目標達成を積み重ねていきたいと思う。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回のブログは、アーセナル狂の髙野 陽くんです!