このブログをご覧頂いている皆さん、こんにちは。
好きな女性のタイプ以外は好みが合う、同じ学科で最寄りが最も近い同期、林 陵から紹介を預かりました、
法学部法律学科、新2年の浅野 健太です。
もう新「2年」と呼ばれるようになったことに最近驚きを隠せません。
自分に残された現役生活も残り3年だと思うと、少し焦りを感じてきました。
3年後に「納得いく終わり方」が出来るのか。
そう思うと自信が無いです。
ですがこの1年間を振り返ると
残りの3年間を闘う上で、絶対に忘れてはいけない経験をさせて頂きました。
今回はその経験について触れていきたいと思います。
前置きはここまでにして
では早速。
今回のブログのタイトルである
「東国戦を忘れるな」。
この言葉は、昨年10月9日の東京大学との練習試合で、
上智が1-0でリードし、ラスト10分を切ったシーンで、とある先輩から発せられた言葉である。
この言葉に、ハッとさせられた。
武者震いがした。
心が震えた。
絶対に負けられない。
その思いしかなかった。
その結果、1点を守りきり勝利を収めた。
その言葉が持つ重みを、その時初めて感じた。
なぜこんなにも「東国戦」という言葉が、自分の胸に刺さるのか。
時は昨年9月18日に遡る。
夏の1週間のOFFを挟んだ後、自分はIリーグを戦うBチームへ移った。
前期を終えてIリーグでは未勝利。
後期に入りメンバーが大きく変わる中で、
なんとかこの状況を変えたい、と思っていた。
後期開幕戦となった平成国際大学戦でデビューを果たし、続く共栄大学戦で先発。
だがその2試合は1分1敗
依然勝利がない苦しい状態だった。
そして迎えた9月18日。
Iリーグ第10節 東京国際大学戦である。
試合開始直後に失点を喫したものの、前半途中からは主導権は上智に。
自分は70分から途中出場。
遂に77分、上智が同点に追いつく。
そして迎えた84分、
一度放ったシュートのこぼれ球を左足でボレー。
これがゴール右隅に突き刺さった。
大学サッカー・公式戦初ゴールの瞬間である。
得点の瞬間は、もう何が起こっているのか分からなくなった。
目の前で起こっていることが、一瞬理解できなかった。
頭が良い意味で真っ白になった。
「さすがに勝った」
そう確信した。
だがこの思いが後に仇となる。
試合終了まで、アディショナルタイムを含めても残り10分もない状況。
ここから相手に押し込まれる展開が続き
迎えた90+2分。
自陣中央でチームがボールを失い、LWBの裏へロングボール。
相手に奪われたその瞬間、LWBだった自分は一瞬足が止まってしまった。
遅れた形での対応となり、必死に追うがクロスを上げられ、それを中で合わせられ失点。
そして2-2で試合終了。
呆然とした。
自分の一瞬の集中の欠如がこの結果に繋がった。
後悔しかなかった。
暫くはそのシーンがずっと頭から離れなかった。
その試合の後に、Iリーグは4試合を戦い、4敗。
未勝利のままシーズンを終えた。
最終節、筑波大学に0-5で負けたあと、締めにIリーグ主将・三太くんから話があった。
お前たちにはこうなって欲しくない
だから日々の練習を大切に。
もっとやれるとこはあるはず
このような内容だった。
とても重く、嘗てないほど心に響いた。
その試合が最後になる4年生を見ると、目には涙を浮かべていた。
東国戦が全てではないが、
せめてあの試合勝てていれば
という思いが強い。
大きな後悔と責任を今でも強く感じている。
この後悔は引退するまで忘れないだろうが
だがそう感じるだけでは終われない。
この思いを継承し、上智を更に強くすること
自分にとって、これが引退までの目標となった。
1年次からIリーグという貴重な舞台を経験させて頂いた身として、これが引退した4年生達への恩返しになると思っている。
だからこそ、自分にとって「東国戦を忘れるな」という言葉は、途轍もなく大きな意味を持っている。
もうそんな思いはしたくない、と
自らを奮い立たせてくれる、ある意味魔法の言葉である。
そのために個人としては
「闘う」ということ
これを徹底する。
それは練習・試合問わずどんな局面でも。
誰よりも熱く
誰よりも激しく
誰よりも闘う
4年生の想いを繋ぐ。
辛い時、苦しい時には
「東国戦を忘れるな」
その言葉を言い聞かせる。
これからも忘れず胸に刻み
もちろんサッカーを楽しむことも忘れずに
日々のトレーニングに向き合っていく。
纏まりがなく拙い文章でしたが、最後までご覧頂き、誠にありがとうございました。
次の担当は、
同期で一番初めにエセ関西人いじりを始めてきた河村 光之朗です。
エセって言われんように頑張るで💪
お楽しみに!