今回のブログ担当の経済学部経済学科の3年、川口 大貴です。

 

突然ですが、私には大切な人がいます。その人とは毎日連絡を取っています。その連絡がある日パタッと返ってこなくなりました。1日、2日、3日と不安が募り続けました。

そして連絡が返ってこなくなってから1週間後のある日、その大切な人からこんなラインが届きました。

 

『こんばんわ』

 

何の変哲も無い挨拶ですね。私は無事を確認できて安心しました。

文はまだ続いておりその次にこのような文言が続いていました。

 

『何日か前から自分のことがわかりません』
『この連絡のせいで大貴くんを傷付けることになってしまったらごめんなさい』

 

この文を読んで私は人目もはばからず泣きました。頭の中が混乱しました。今までの20年間に辛いこと悲しいことは様々ありましたが、それを遥かに超える何て表現したらいいかわからないほどの喪失感に苛まれました。ただ、泣いてばかりいても前に進めないので、また仲良くなって色々教えることができればいいなと思ったので色々話をしていきました。

そうして少しずつ話を続けてるうちに1つ気づいたことがあります。それは、記憶以外は何も変わっていないということです。優しい所、よく笑う所、いっぱい食べる所、繊細な所、純粋な所……。私が好きになった人柄は何も変わっていなかったのです。
記憶がなくなったからどうした。また色んな経験を重ねて一緒に時を刻んでいけばいい。おれがその人の心の拠り所になろう。そう強く思ったのです。

 

今、私はその人と楽しく毎日を過ごしています。あの時勇気を出して、記憶がなくなったことを打ち明けてくれたこと感謝しています。お互い離れ離れにならず、支え合っていくことがまたできるようになりました。

ある時、その人にこんなことを言われました。

 

『ぐっちがサッカーやってるとこいつか見れたらいいなぁ』

 

私は自分のために何かを頑張ることが苦手です。すぐ辞めたくなるし妥協したくなります。辛いこと大嫌いです。
しかし私はさっきの言葉を聞いてこう思いました。

 

『この人のためにサッカーを頑張ろう』

 

残り半分を切った大学サッカー。もうちょっと頑張ってみようかと思います。大切な人のために。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

次回のブログは個人的にスペース与えたら面倒くさいと感じる2年生の鴨下友哉くんです。