こんにちは。前回のブログで副主将の藤井から紹介を受けた外国語学部ドイツ語学科4年の上甲健人です。

このようにブログを書くのも今回が最後ということで、何か寂しさを感じます。引退ブログということなので、自分のこの部活での経験を振り返って率直に思ったことを述べたいと思います。最後までご一読いただけると幸いです。

自分のことについて書く前にまず、この部活に関わってくださったすべての方々に感謝を申し上げたいと思います。中迫監督、山下トレーナー、加藤トレーナー、吉見コーチ、そして部活動の運営を後押ししてくださったOBや学生センターの皆様、毎試合のように応援に駆けつけてくださった保護者の皆様。すべての方に感謝を申し上げたいです。また、近年この部活を急速に改革しようと尽力し、チームを東京都一部リーグの舞台へ導いてくださった、一つ二つ年上の先輩方には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。そして、同期のみんな。迷惑ばかりかけたのに、最後まで信じてくれてありがとう。

本題に入りたいと思います。自分がこの大学に入ってもっとも力を注ごうと思っていたことは、上智大サッカー部を誰にでも誇れるチームにすることでした。かっこよく言っていますが、簡潔に言えば、大学サッカー界で上智大が一目おかれる存在になるようにしたいと思っていました。また、個人としてももっともっとゴールキーパーとして成長し、都リーグで指折りのキーパーになりたいと思っていましたし、今も思っています。
しかし、船出は厳しいものでした。入部してすぐの夏の波崎遠征で、6試合で23失点。1試合平均約4失点という不甲斐ない現実を突きつけられました。遠征から戻ると、すぐに1番下のチームに落とされました。その後も調子の浮き沈みが激しく、一二年生の頃は、リーグ戦に関わることが全く出来ず、同期は先輩をも抜いてメンバー入りしている中で、悔しさばかりを味わう毎日でした。高校時代に一度も都大会に出場した経験がなく、それはおろか都大会の地区予選でも毎回のように一回戦で敗れていた自分では無理なのではないかと諦めていたこともありました。しかし、この悔しさは自分を大きく変える原動力へと変化してくれました。高校で味わった地獄のような日々から得た自信と、もっと上手くなりたいという向上心から、上手い人たちの真似をしたり、ひたすら研究をしました。ゴールキックやパントキックの時どこに軸足を置くのか、ボールとの距離はどれくらい開けるのかなどなど、挙げ続ければきりがありません。こうしていつの間にか自分はサッカーばかりを観て研究するようになっていました。本当にサッカー馬鹿だと思います。こういった甲斐もあって、3年生の前期リーグ最後の2節でリーグ戦初のスタメンを掴むことができました。この時の気持ちはいつになっても忘れません。また、チームも1部昇格を果たします。サッカー人生の中で最高の瞬間でした。入部当初は3部からはじまり、最後の年を1部で終われるなんて本当に恵まれた大学サッカー生活だったと思います。

最後に後輩たちに伝えたいことがあります。とにかく諦めないこと。そして、自分の今の現状に甘んじないこと。どのカテゴリーにいても満足したり落胆せず、全力でサッカーに向き合い続けること。全力でやり続けていれば、必ずチャンスは訪れます。そのチャンスを逃さないように。このチームのみんなならもっと上手くなって、更なる上の舞台を目指せます。絶対に。そして、何よりチームメートや支えてくれる人を大事にすること、自分たちだけでサッカーはできません。会場を設営してくれたりする他大学の人、審判をしに来てくださる審判員、怪我の手当てや部の運営をやってくれるマネージャー、出たい気持ちを抑えてスタンドから応援してくれる仲間達。全ての人に対する敬意を忘れずに。先輩として何もやってあげられなかったけど、みんな最高の仲間でした。みんながいつか関東リーグの舞台に立つことを心待ちにしてます。まずは、残り二節、1部残留に向けて全員で頑張りましょう。

長々と書きましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。今後とも、上智大サッカー部の活躍にご期待ください。

次回は、幾度となく大きな怪我に悩まされながらも、諦めずにスタメンに復帰した「不屈の男」高橋博人です。お楽しみに。