部員の中で多かった6つの受験形態ごと7人に自身の体験を語ってもらうこの企画。
上智大学サッカー部の部員は高校時代どのようにしてサッカーと勉強を両立して受験を突破したのか、、
文武両道を志す高校生は必読です!

 

皆さん、こんにちは!
今回の公募制推薦入試編は法学部法律学科1年直井慧真が担当させていただきます。自分のありのままの体験談を書きながら公募制推薦入試を考えている高校生の皆さんに参考になるような内容も盛り込んでいきたいと思いますのでよろしくお願い致します。

ますは、公募制推薦入試の内容について軽く説明させていただきます。
出願資格は学部学科にもよるのですが基本的には「評定平均4.0以上」「英検2級相当の英語資格」です。この出願資格を満たしている高校生は公募制推薦入試に挑戦することを強くオススメします。英語資格は英検だけでなく「TEAP」や「IELTS」など様々な種類を利用できます。人によって相性があるので、英検以外の英語資格試験にも挑戦してみて下さい。
ちなみに私は「IELTS」のスコアを提出しました。また、私の所属する法学部法律学科は「自己推薦書」と「課題レポート」を事前に提出し、受験本番の試験内容は「学科試験」「面接」でした。以上の4つを総合的に判断され、合否が決定します。課題レポートや学科試験は学部学科ごとに違うので上智大学の公式ホームページから、調べてみて下さい。

次に私が高校時代どのようにサッカーと勉強を両立させていたかということについて話します。
私は、高校一年生の時から推薦入試に挑戦することを視野に入れていました。推薦入試を挑戦する人にとって大事な要素は「評定平均値」「英語資格」「活動内容」です。評定平均値は高校一年生の試験から高校三年生の試験までの結果が反映されます。そのため、学校の授業をしっかりと聞き、テストで良い成績を収める必要があります。桐蔭学園高校サッカー部は練習が週6回あり、練習内容もかなりハードだったため部活後はいつもヘトヘトになっていました。
今、この記事を読んでくれている高校生の皆さんの中にも、活動日が多く、練習がハードな部活に所属している人がいると思います。家に帰ったら疲れてすぐ寝てしまい、勉強どころじゃない人もいるでしょう。自分も同じ経験をしてきたので気持ちがよくわかります。しかし、授業の復習だけは毎日行うようにしましょう。自分の場合は1~3分程ノートをめくり軽く思い出すくらいです。少しでもいいので、毎日継続することが大事です。やらないよりマシとはこのことだと思います。そして、定期試験2週間前の過ごし方がカギとなります。私の場合は、部活が終わったらすぐに着替えて塾の自習室に直行し、一言も発さずテスト勉強をしました。テスト2週間前は絶対妥協してはいけません。限界まで自分を追い込みテスト勉強に取り組んでください。電車内もテスト対策プリントを肌身離さず持ち、暇さえあれば覚えましょう(電車内などの公共交通機関)。自分から時間を見つけテスト対策の時間にあててください。あの時、評定を取っておけばよかったと後悔してからでは遅いです!
あとは、個人的に思っていることなのですが、ハードなトレーニングを行う部活に所属しつつ、成績も優秀だったらかっこよすぎませんか?!(笑)
※自分はそこまで高い成績をとれていませんがこの姿勢は大切にしてきました。

私の一日のサイクルを紹介します。
6:00起床
6:30家出発
7:30~8:10自主練習
8:30~15:30学校
16:00〜18:10部活
18:40学校出発
19:20塾到着
21:30塾出発←なるべく塾が閉まるまで残っていました。
21:32タピオカ購入←私の原動力。自分なりにお楽しみ時間を作ると良いと思います。
22:00家到着
22:30お風呂
22:45夜ご飯
23:30論文考察、ネット記事を読む←知識量を増やす時間は取った方が良いです。
0:30就寝

次に受験期のメンタリティについて話します。 推薦入試は早い大学だと8月から始まります。自分は9月に、当時第1志望だった大学の法学部に一次試験で落ちてしまいました。学校では自分の仲の良い友人が合格してガッツポーズをする姿を目にし、塾に行けば、合格を祝福する声が聞こえてきました。私は、毎日が憂鬱になり、サッカーにも本気で打ち込めなくなりました。
そして、塾にもいかないで二子玉川を散歩して家に帰り、サッカーのゲームをして寝るというどうしようもない日をしばらく過ごしました。しかし、ふと自分の負けず嫌いな気持ちが急にこみ上げてきました。「妥協しない。絶対合格してやる。」と心に決めました。気が付いたら、時間を忘れるほど自分の研究テーマについて掘り下げ、論文を読み漁る自分がいました。それに伴い、知識量も増えたので小論文の水準も短期間で飛躍的に向上しました。そして、一度、不合格だった研究テーマに対して「このテーマと一緒に合格するんだ」という気持ちが芽生え、誇らしく思えました。先に合格した友達にお願いをして、アドバイスをもらい、面接練習にも付き合ってもらいました。
そして、本番の試験では「自分は他の受験生よりも対策し、やれるだけのことをやった」と自信をもって言えたので、緊張はしませんでした。最終的には、9月の不合格以降に出願した全ての大学から合格の二文字を頂くことができました。

また、入試の対策としては以下の2つを中心に進めました。

①小論文
小論文の過去問をひたすらやりました。書いては添削書いては添削の繰り返しです。こなした量がものをいうと思っています。また、文章表現力を向上させるために新聞記事の写経を毎日行いました。写経とは、文章一文を暗記し、それをノートに書く、という地味なトレーニングです。やった分だけ文章表現力は向上するので取り組むことをおススメします。

②面接
自分の書類の中で聞かれそうなところをピックアップし、想定質問集を作りました。自問自答を繰り返すことで応答力向上を図りました。

試験当日についてですが、試験本番はとても緊張すると思います。自分がこの場で場違いな存在なんじゃないかと思ってしまう事もあるかもしれません。しかし、何も心配いりません。絶対に大丈夫です。本番前に、公募制推薦入試の出願資格を満たすために学校のテストや英語資格取得を頑張ってきた日々や、自分の研究テーマを必死に深め活動をしてきたこと、何回も何回も小論文の書き直しをしたあの日のことを思い返してください。自分が頑張ってきた分だけ自信につながります。面接中も笑顔で堂々と自分の意見をはっきり言ってください。間違ったことを言うことを躊躇するよりも自分が思ったことを素直に言う姿勢が大事だと思います。

長くなりましたが私の後悔や反省を踏まえていくつかアドバイスさせていただます。
私より先に合格した友人に私は悔しさから素直に「おめでとう」と言えませんでした。
しかし、自分が合格した時に多くのひとが「おめでとう」と祝福してくれ、その中には、まだ進学先が決まっていない人もいました。その時私は、合格した喜びや安心感と、自分の器の狭さが情けなくなり涙が止まりませんでした。自分のこととは切り離して素直に自分におめでとうと言ってくれる友人は絶対に裏切っていけません。一生大切にしてください。そして合格を他人に自慢するような行為もしてはいけません。はっきりと言って、かっこ悪いです。

・周りが合格しようと人は人、自分は自分と割り切ろう。
・自分の研究テーマや志望動機に誇りを持とう。
・身の周りの友人に配慮しよう。

最後になぜ私が大学でもサッカーを続けるのかということについて話そうと思います。

大学を卒業したら、企業に就職をするなど社会人になる人が大半です。そのような意味で、大学4年間の過ごし方はかなり大切になると思います。サッカーなんかしないで、自分の将来のために勉強や活動すれば?と思う人もいるかもしれません。
実際、将来のビジョンを持たずサッカーのことしか考えずに大学生活を送り、気が付いたら卒業を迎えていたという学生もいると思うので否定はできません。しかし、私にはまだサッカーを通して学びたいことがあります。それは、「誰かのために頑張る」ことの真意です。自分は高校時代、スターティングメンバーとして出場する機会があまりありませんでした。もちろんベンチからの声出しや準備、スタンドからの応援は全力でやり、チームの勝利に貢献してきました。しかし、スターティングメンバーとして出場し、勝利に貢献した試合では、ベンチやスタンドにいるときの勝利の貢献とは何かが違いました。チーム一丸となって勝利を目指すものですが、ベンチから応援する貢献と、チームの代表としてピッチに立ち勝利に貢献するという二つの立場に立ってはじめて「誰かのために頑張る」ということの真意がわかると考えました。そのため、上智大学体育会サッカー部でスターティングメンバーに定着し今までと違う視点で勝利に貢献したいと思いました。そして、「誰かのために頑張る」ことの真意を自分の中で理解した時に、良い組織を作るために必要な要素が見つかり、社会に出たときに役立てられると思いました。

いかがだったでしょうか。公募制推薦入試は高校生活の頑張りを評価してもらえる入試です。ぜひ挑戦してみて下さい。そして、体育会サッカー部に入部して、ともに高め合い、勝利を目指しましょう!皆様の入部を心からお待ちしています。ここまでお付き合いくださりありがとうございました!頑張ってください!!