今シーズン1年での2部優勝・1部復帰を目指す上智。
その中心としてチームを牽引する主将、隈元隆次選手に今シーズンと上智、そして新入生に対するアツイ想いを語ってもらいました。

以下: 細字 → インタビュアー  太字 → 隈元

 

―本日はよろしくお願いします。

 よろしくお願いします!

―いきなりですが、上智大学サッカー部入部に至った経緯を教えてください。

 高校生の時に選手としてやり切れなかった悔しさがあったからです。選手として、たいしたことないサッカー人生ではありますが、自分の力で何かを成し遂げたいという思いがありました。

―高校時代でやりきれなかったとのことですが、その頃について詳しく教えていただけますか?
 

 高校生の頃は鹿島アントラーズユースに所属させてもらい、幸いにも高校2年の時にJユースカップ優勝、高校3年生の時はプレミアリーグ優勝、アジアチャンピオンズトロフィー優勝と3つの大きなタイトルをチームは獲ることができました。
 

 ただ、自分は3年間でトップチームでの出場は1試合だけしかなく、最後は登録メンバーからも落選し、埼スタでガンバ大阪ユース相手に躍動する仲間にスタンドから声援を送ることしかできなかったんですよね。1-0で試合に勝つことはできましたが、試合終了の笛が鳴った時、嬉しさ半面、選手として活躍できなかった悔しさ、今まで応援してくれていた両親、親戚、友達をはじめとする人々への申し訳なさから自然と溢れた涙が止まりませんでした。

―その経験がやはり一番大きかったのですか?
 

 そうですね。大学では、なんとしても自分の力でチームを勝たせられる選手になりたい、チームを代表して闘う誇りを感じたい、そんな想いがあり体育会サッカー部に入部させてもらいました。 

―この部活に入部して4年目になりました。この3年間の上智大学サッカー部を振り返ってみてどうですか?
 

 これまでの3年間を振り返ると、上智サッカー部は本当に色々な経験をしてきました。2017年は16年振りの2部リーグ優勝・1部リーグ昇格、2018年は前期リーグ最下位からの後期リーグ5位への躍進、そして2019年は0勝5分13敗での2部リーグ降格と酸いも甘いも経験してきました。

 

 チームとしては、学生主体という組織の中で良くも悪くも仲が良いというか、本当に十人十色の個性を持った人たちが集まっていて、それぞれがそれぞれの役割を果たしている、それはどの代のチームを見ても変わらないです。上智サッカー部は自分も含め「お調子者」が多いので、勝っている時の雰囲気はどこのチームにも負けないくらいの結束力や盛り上がりを発揮します。逆に負けている時や競った試合の時に踏ん張りきれない弱さは、チームの全員が特に意識して克服していかなければいけないことだと思います。今年は結果も含め、本当の意味で「闘う集団・勝つ集団」になるタイミングだと個人的には思っています。

―これからチームは新しいシーズンを戦っていきます。チームがさらに上のレベルに行くためにどのようなことが必要だとお考えですか?

 今シーズンは2部リーグで闘うということで、どこかで「いけるんじゃね?」という認識でいる選手も正直中にはいると思います。ですがそんなことは全くなくて、練習試合含め同じ2部リーグ相手でも苦戦を強いられていることが示している通り、あくまで自分たちはチャレンジャーです。さらに周りは、1部から落ちてきた上智を叩こうと今まで以上に勢いを持ってくると思います。
 

 自分たちはそれを踏まえた上で、相手以上の気迫や雰囲気を出していかなければ、1年で1部に復帰するという目標は到底為し得ないものです。そのためには、サッカー選手として基本である「走る・闘う・攻守の切り替え・声」の要素を今まで以上に取り組んでいく必要があります。それが出来た上で、個人個人の特徴を出し、上智のサッカーが出来ればいいなと思っています。

 

 

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